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異質な個性が混在する環境でのコミュニケーション力強化
政府の方針、労働人口の変化、新しい市場開拓の必要性、イノベーションの促進など、様々な背景や必要性の中で、職場では働く人たちの多様性(ダイバーシティ)が高まってきています。価値観や考え方の多様化が進み、異質な人材が混在する職場では、コミュニケーションスキルの研修を導入する企業が増えてきました。
とある外資系製薬企業では、ダイバーシティ&インクルージョンを組織内で推進していく一環でアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に関してワークショップを行っていたのですが、さらに具体的なスキルを身につけるために、論理的コミュニケーションにフォーカスする研修を導入しました。アンコンシャスバイアスのワークショップで、価値観の違いや無意識に判断していることで起こる問題を理解し、意図したことを伝えるコミュニケーションスキルを論理的コミュニケーション研修で強化しました。
また、日系製造業のマネジメント層に対しては、ハラスメント研修の一部として、誤解されることなく自分の意図を伝えるための論理的コミュニケーション研修を導入しました。ハラスメントを防止するには、相手の受け取り方がとても重要になります。自分が意図しなかったことでも、相手は不快な気持ちになってしまい、メンタルヘルスの問題へとつながっていくケースもあります。
この2つの事例のように、多様化が進む職場ではミスコミュニケーションが積み重なりやすく、誤解も生まれやすい環境です。円滑なコミュニケーションを図りながら、それぞれの個性を活かし、組織の成長へとつなげていくために、具体的なコミュニケーションスキルを身につける研修が増えてきています。コミュニケーションの目的と自分が相手に伝えたい内容を明確にし、事実とその他を分けて、相手に伝える必要があります。同時に、偏見を持たずに相手の伝えようとしていることを理解するために、相手の話を整理し、必要に応じて確認することも重要です。
また、研修実施のタイミングも重要な要素の1つではないでしょうか。
職場の多様性が高まる環境だからこそ、発生しがちなコミュニケーションの課題を実感できている時に、タイムリーな多様性の事例を取り扱いつつ、コミュニケーションスキルを強化していくことは、効果的だと言えます。
AMAの研修プログラムでは、一般職や管理職向けに論理的コミュニケーション、アサーティブコミュニケーション、コンフリクトマネジメント等、日々の業務で必要なコミュニケーションスキルから、問題が発生した時に円満に解決するためのコミュニケーションスキルまで、幅広くご用意しております。今夏、複数の新規コミュニケーションコースもリリース予定です。
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AMAでは、豊富なプログラムを公開セミナーでもご用意しております。 ビジネス経験豊かな講師のもと"他流試合"を通し、多くの気付きを得るお手伝いをいたします。
新着コースのご紹介
AMA NYで人気のコンテンツをローカライズせずに、ご提供いたします。
定番コースのご紹介
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AMAは、1923年にニューヨークで設立されたマネジメント研修の分野で世界を代表する国際教育研修機関です。世界において10万人以上の個人クライ アントと約1万社もの法人クライアントから高い評価を受けています。 グローバルナレッジマネジメントセンターは、2012年2月より、 AMA (American Management Association)のサービスを国内で唯一 提供する会社として設立され、2017年10月、アジアへのAMAサービス展開 に合わせ、社名をクインテグラル株式会社に変更いたしました。