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文化の垣根を超え、信頼を高める8つのキーポイント【AMA U.S. 最新情報】

 

クインテグラルは、世界最大級の人材育成コンサルティング組織であるAMA(American Management Association)*の日本支社として営業を開始して以来、30年近くの間、日本で唯一AMAプログラムを提供し続けております。
AMAとの長年のパートナーシップを継続している強みを活かし、AMAで配信された人材育成に関する情報を、少しずつ皆さまにお届けしていきたいと思います。
* AMA(American Management Association)についてはこちら
※本記事に掲載された内容は、AMAより許諾を得て一部転載しています。

組織の成功は、あらゆる階層、あらゆるステークホルダーとの効果的なコミュニケーションにかかっています。そして、今日のグローバルビジネスや人材が多様化した職場において、効果的なコミュニケーションを図るには、相手の志向や文化に対する感受性が必要です。また、リーダーたちは、このようなグローバルビジネス環境や人材が多様化した職場で、誤解されずに、明確でインパクトのあるメッセージを発信する難しさを感じています。

では、どうすればこのような職場で文化の違いを認識し、それに適切に対応する能力を身に付け、効果的なコミュニケーションを行うことができるのでしょうか。

そのためには、まず「文化」とは何かを知ることから始まります。文化とは、その人の出身国や伝統だけを意味するのではなく、民族、人種、宗教、性的指向が同じである集団が共有する一連の価値観、信念、行動、習慣、態度です。文化の哲学、原理、慣習、態度の一部は明示的に教えられますが、ほとんどの情報は無意識に吸収していきます。さらに問題を複雑にするのは、同じ文化に属する2人の人間が、全く同じように反応するとは限らないことです。しかし、文化に関する一般論は、特定の文化圏の人々と接する際に遭遇する可能性の高い事柄を知る手掛かりとなる点については、有効です。

今回は、「8つのキーポイント」を取り上げ、異文化に対応する能力を強化し、向上させるために役立つステップを紹介します。

1. 自己認識(Self-Knowledge)

誰もがバイアスを持っています。これは、人間としての性分です。文化的コンピテンシーを高めるには、自分自身が持つバイアスを認識し、それが自分の行動にどのような影響を及ぼしているかを知る必要があります。例えば、先入観やステレオタイプに基づいて、相手に対して自動的に反応してしまうことはありませんか?

2. 自己規制(Self-Regulation)

無意識のバイアス(アンコンシャスバイアス)に気付いたら、それによって判断が鈍ったり、行動が左右されたりしないよう、意識的に選択することです。ほとんどの場合、バイアスが存在しないかのように話し、行動することが最良の選択です。文化の違いがないかのように、明瞭かつプロフェッショナルに、いつもと同じようにコミュニケーションをとればいいのです。

3. タイミング(Timing)

一呼吸置き、ゆっくりとしたペースで、相手に対して抱いている文化的な思い込みを確認してから、話したり行動したりするようにしましょう。

4. 共通の話題(Common Ground)

異なる文化を持つ人々が一緒に仕事をする中で、共通の趣味を持つことは珍しいことではありません。例えば、あるプロジェクトに対する情熱や、同じ分野の新しいトレンドに対する興味で意気投合するかもしれません。

5. 対人感受性(Interpersonal Sensitivity)

あなたは、相手の言語的・非言語的なサインを拾い上げ、必要に応じて自分の行動を調整するのが得意ですか?誰とでも、特に異なる文化圏の人とコミュニケーションをとる場合、相手の気持ちや状況を「読み」、適切に対応することが非常に重要です。

6. 共感する(Empathy)

異なる文化の人が、誤解や見落としを感じているときは、その人の状況にもっと共感するようにしましょう。相手の不満を吐き出させ、真摯に耳を傾けることから始めるとよいでしょう。

7. 柔軟性(Flexibility)

異なる文化を持つ人々は、問題解決へのアプローチや、問題に対する考え方も異なることがあります。バイアスのない耳で相手の話を聞き、自分の意見と異なる意見も柔軟に受け入れるように心掛けましょう。

8. 好奇心(Curiosity)

どの文化にも、独自の習慣、信念、伝統があります。あなたが異文化に対して純粋な好奇心を持ち、それを尊重しながら伝えれば、人々はポジティブに反応し、大切にされていると感じる傾向があります。そして、あなたも何か新しいことや興味深いことを学べるに違いありません。

 

異文化間での効果的なコミュニケーションは、ビジネスの上だけで、必要とされるだけではありません。文化的な能力を高めることは、プロフェッショナルとしてより大きな成功を収めるための強力なチャンスであり、職場の人間関係を改善する優れた方法なのです。

日本における多様性については、女性活躍推進法に代表されるように、これまでジェンダーにフォーカスされることが多かったように思います。また、2022年4月には、女性活躍推進法が改正される等、まだ注力する分野でもあります。しかし、リモートワークの普及に伴い、「異文化」が身近になった方も多いのではないでしょうか。

対面であれ、インターネットを介した画面越しの会話であれ、今回ご紹介した文化的能力を高めることは、ますます重要になっていきます。同じ文化内のコミュニケーションであっても、8つのキーポイントを頭の片隅に置いてみることによって、日々のビジネスがよりスムーズになるかもしれません。

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