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2050年の企業内人材育成の未来予想
人材育成に関してのニュース
人材育成に注力する企業が、今まで以上に多くなるのではないかと考えさせられるようなニュースが最近、増えてきました。日本政府が人材育成を強力に推進するために、3年で4000億円規模の施策パッケージを創設したことや、「人的資本」に関する情報開示指針を今夏にもつくることなどが挙げられます。
今回のブログでは、未来の人材育成について想像してみたいと思います。
2050年の能力開発は?
少し飛躍した想像ですが、30年後の未来、次のような能力開発が実現しているかもしれません。「営業戦略の策定」と「部下のマネジメント」の例でみていきます。
営業戦略の策定
- 営業戦略を策定する上で必要な知識、例えば財務諸表の読み方などを1分で脳にインプットする。
- 即座に営業戦略を策定する。
- 上記の営業戦略を基に、商品・サービスの仕様、部下の能力、顧客動向、競合動向、経済状況、天気予測などのあらゆる情報を分析し、戦術までに落とし込む。
部下のマネジメント
- マネジメントに必要なインプットされた知識をVR/AR上でアバターを使い、スキルの練習・ロールプレイングを行う。そして、チームミーティングで、練習した能力を発揮する。
- ミーティングでの各メンバーの発言内容、表情の変化など、すべての情報がデータとして収集される。そのデータとミーティングの結果をひもづけて、マネジメントスキルのアップデートを行う。
このような未来では、ビジネススキルに関するOJTやOff-JTなどは不要になり、企業内での人材育成は、ビジネスの結果に直結する最重要の機能になっているのではないでしょうか。
2050年までの道筋
前述の想像した未来の能力開発を行うために必要な技術は、すでに多く存在しています。しかし、技術の統合、そのコストやそれを使う人材の点で、実現までの道のりはまだ遠いと思います。そこで、数年先の将来を考えてみます。
脳への直接インプットが可能になるまでは、どこからでもアクセスできるLMS*1/LXP*2上でのマイクロラーニングを活用しているでしょう。自動翻訳機能の向上により、全世界の安価で優良なマイクロラーニングのコンテンツにアクセスできます。また、マネジメントやコミュニケーションスキルの向上には、対象となる人物がプロファイリングされたアバターとのロールプレイングが役に立つことでしょう。
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AMAは、1923年にニューヨークで設立されたマネジメント研修の分野で世界を代表する国際教育研修機関です。世界において10万人以上の個人クライ アントと約1万社もの法人クライアントから高い評価を受けています。 グローバルナレッジマネジメントセンターは、2012年2月より、AMA (American Management Association)のサービスを国内で唯一提供する会社として設立され、2017年10月、アジアへのAMAサービス展開 に合わせ、社名をクインテグラル株式会社に変更いたしました。