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「リスキリング」の重要性は理解しつつも、「予算の確保が難しい」「費用対効果が見えない」という悩みを抱えていませんか?

新規採用コストが高騰する中、既存社員のリスキリングは、即戦力化が期待できる最も安価で効率的な人的資本への投資です。

本記事では、限られた予算で最大の成果を出すための実践的なリスキリング導入ロードマップと、
具体的な助成金・補助金活用法を、クインテグラル株式会社の知見に基づき解説します。

【目次】
リスキリングとは?アップスキリング・リカレント教育との明確な違い
予算の壁を乗り越える!成功企業の助成金・補助金活用術
成果を最大化する!クインテグラル式 リスキリング実践ロードマップ
クインテグラルのリスキリングプログラムが選ばれる理由

リスキリングとは?アップスキリング・リカレント教育との明確な違い

リスキリングを成功させるには、その定義と背景を正しく理解することが出発点となります。
アップスキリングやリカレント教育など、似たような語感を持つ言葉との違いも理解しておきましょう。

  1. リスキリングの定義(新しい業務・職業につくための学び)
    • リスキリングとは、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、新しい業務や職業につくこと」を指します。
      単に知識を増やすだけでなく、それを「新しい業務で実践し、成果につなげること」までを含みます。
      • リスキリング
        • 新しい業務や職業に就くためのスキル習得を目的とし、営業担当者が、DX推進のためのデータ分析スキルを習得すること
      • アップスキリング
        • 現在の職務の専門性をさらに向上させること
        • マーケティング担当が、最新のデジタルマーケティング専用ツールを扱うスキルを学ぶ
      • リカレント教育
        • 生涯学習の一環で、「学び直し」そのものが目的であり、職務とは関係なく、個人の関心から大学などで学び直すこと
  2. 企業がリスキリングを導入する背景
    • VUCA時代への適応と競争力の維持
      • 変動性(Volatility)や複雑性(Complexity)が高い現代のビジネス環境において、
        企業も社員も環境変化に適応しなければ競争力を失います。
    • DX化の加速
      • AIやロボティクスによる業務内容の変化や、デジタル・トランスフォーメーションの進展により、
        既存事業の陳腐化が加速しています。
    • 労働力の減少と雇用流動性の高まり
      • 人材確保と定着の難易度が上がり、社内理解がある既存社員のリスキルによる即戦力化の期待が高まっています。
    • 人的資本の情報可視化
      • 「人的資本の可視化」はグローバルな潮流であり、経営者や投資家との相互理解を深めるためにも不可欠となっています。

 

予算の壁を乗り越える!成功企業の助成金・補助金活用術

リスキリング導入における最大の課題の一つ「予算確保」を解決するため、
国はリスキリング支援を目的とした様々な助成金・補助金を用意しており、活用が進んでいます。

企業が社員の教育訓練を実施する際に活用できる代表的な助成金・補助金は、主に厚生労働省の人材開発支援助成金です。
事業内容に応じて複数のコースがありますが、特に企業の変革に連動した戦略的なリスキリングを支援する
「事業展開等リスキリング支援コース」などが注目されています。

 

助成金の活用は予算の壁を大きく取り除きますが、申請手続きが煩雑であるという課題があります。

    • 事前準備の徹底
      • 助成金はトレーニング実施前に「職業訓練実施計画届」などの必要書類を提出する必要がある
    • 書類の網羅性
      • 訓練内容を確認するための書類(カリキュラム等)、訓練後の出勤簿や経費の支払いを証明する領収書など、
        多岐にわたる提出書類の準備が必要
    • 外部サポートの活用
      • 申請の煩雑さから、外部の専門家(社会保険労務士など)のサポートを得るケースが多くなっている 

クインテグラルでは、リスキリングプログラムの提供と合わせて、助成金活用のための情報提供や、
スムーズな申請に向けた訓練関連書類の整備をサポートしています。

成果を最大化する!クインテグラル式 リスキリング実践ロードマップ

 

助成金を活用してトレーニングを実施しても、
「社員はどの研修から受講すればよいか」「学んだスキルを定着させるにはどうすればよいか」といった課題に直面します。

クインテグラルが提唱するリスキリングの成功ロードマップでは、何よりもゴール設定を最も重要視しています。

  1. 「誰に」「何を」学ぶか(目的とゴールの設定)
    • リスキリングの成果は、スタート地点での「ゴール設定」にかかっています。
    • あるべき人材像の明確化
      • 企業の事業戦略に基づき、「将来、組織が求めるあるべき人材像」と、その人材が発揮すべき行動や能力要件を定義する
    • 現在地の把握:
      • 定義したゴールに対し、現在の社員が持つ知識や技能、動機などがどのレベルにあるのかを把握する
    • ギャップの特定
      • あるべき姿(ゴール)と現在地とのギャップを特定し、それを埋めるために必要なトレーニング内容と学習ルートを具体的に設計する
  2. 実践に基づいた学習コンテンツの選定と実行
    • トレーニングは、単に知識を羅列するものではなく、
      「実務で使える知恵やノウハウ」を習得できる実践的なものである必要があります。
    • クインテグラルでは、DX化やグローバル化に必要な思考力・分析力、マネジメントスキル、
      リーダーシップスキルなど、幅広い汎用スキルを、
      世界的なマネジメント教育機関AMA(American Management Association)の知見に基づいたプログラムで提供しています。
  3. 学習効果の測定と職場での実践・定着化の仕組み
    • 研修後の行動変容こそが、リスキリングの最終的な成果です。学びを定着させるための仕組みを導入することが重要です。
    • 多角的な効果測定: 研修直後の満足度アンケートだけでなく、
      数か月後の行動アンケート(上長評価)や、成果物評価(ケースワーク)など、複数の種類とタイミングを組み合わせて定着度を判定します。
    • フォローアップ研修: 集合研修で得た知識を個別の業務課題解決に繋げるため、
      フォロー研修やグループセッションを定期的に実施し、実践への橋渡しをサポートします。

これらのステップを踏むさせることで、絵に描いた餅にならない育成が実現できます。

クインテグラルのリスキリングプログラムが選ばれる理由

 

クインテグラル株式会社は、100年の歴史を持つ世界的なマネジメント教育機関AMA(American Management Association)のパートナーとして、
グローバルビジネスで活躍する人材の育成を支援しています。

そして、クインテグラルの公開講座は、「知識」の羅列ではなく、受講者が実務で「使える」知恵やノウハウを習得できるカリキュラムに重点を置いています。
現場の課題を深く理解した経営者で構成する委員会によって作成されたプログラムであり、現場での応用力を高めることに特化しています。

クインテグラルの公開講座は、企業の様々なニーズに合わせて活用され、高い効果を上げています。

  • 公募研修への活用
    • 外資系製薬企業では、公開講座を公募研修ラインナップに追加した結果、
      メンバーの学習意欲が向上し、年間申込者数が前年比で20%増加しています
  • 階層別研修のフォローアップ
    • 内資系製薬企業では、マネージャー向け集合研修後のフォローアップとして活用し、
      特定の講座を受講したマネージャーからは「部下との1on1ミーティングの質が向上し、チームのエンゲージメントが高まった」との声が聞かれました

    まとめ

    リスキリングは、激変するビジネス環境を生き残るために、企業にとって「必須の教育施策」となっています。
    予算が少ないからと諦める必要はありません。

    クインテグラル株式会社は、AMAが持つグローバルな知見と、実践的な公開講座・研修を通じて、貴社のリスキリング戦略を強力にサポートいたします。
    限られた予算の中で、成果を最大化し、企業の競争力を高めたいとお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。

     

     

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