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グローバルに活躍するために必要なのは「英語力」よりも、もっと大切なもの (社長ブログ)
前回に引き続き、グループ会社トレノケート株式会社の人材教育シニアコンサルタントの田中淳子さんの音声配信メディア:voicyの収録第2弾です。
前回は、自分のキャリアについて振り返りました。
#232 仕事したくないサッカー少年がグローバル企業の社長になるまで。
今回は、前回からの流れから、グローバルで活躍するために必要なものは何かというテーマでの対談でした。
#252 グローバルに活躍するために必要なのは、「英語力」じゃないんです!
スピードを2倍速まで上げて聞くこともできますので、ご興味のある方は、隙間時間にお聞きいただければ幸いです。
グローバルに仕事するために大事なことは?
前回のブログで書きましたように、私の経歴は下記のとおりです。
- 1977年生まれ、岩手県出身
- 小学校3年生から兄とキャプテン翼の影響もあってサッカーを始める (それまでは野球大好きだったので、野球を続けていたらメジャーリーガーになっていたかも?)
- プロサッカー選手になりたくてサッカーばかりやっていたが、高校卒業時に可能性がないことが分かり、じゃあ何をしようかとなる
- ガソリンスタンドや深夜の居酒屋などでアルバイトをし、お金を貯めてブラジル、オーストラリア (ワーキングホリデー) に滞在
- 22歳の時にカナダの大学に留学
- 26歳で卒業
- 帰国し専門商社に入社
- 数社を経て今に至る
高校卒業後、海外で生活し勉強していく中で最初にぶち当たった壁は、英語ではありませんでした。これは、自分でも意外でした。それが何だったかというと、「自分の頭で考えること、自分の意見を持つこと」でした。
英語に関して言えば、まず耳が慣れ、訓練をすれば、ネイティブのような発音かどうかは置いておいて、話せるようにはなってきます。ただ、困ったのは、「あなたはこれについてどう思う?」と聞かれたときに、自分の考え、意見がないということでした。引っ込み思案な性格でも周りと同じように行動していれば何とかなると思ってこれまでやってきたのが、いきなり何に対しても意見を求められるというのは、かなりのカルチャーショックでした。
もちろん、日本で育っていても自分の考え、意見をしっかり持っている人は多くいらっしゃると思います。最近の教育カリキュラムでは、ディベートなども積極的に取り入れられているとも聞きます。
私の場合は、海外の大学に行き、そこでエッセイ、小論文を数多く書く機会がありました。テーマを選び、自身の考えを参考文献なども使いながら論理的に伝えることの繰り返しでした。おかげで、自分で考える力は、少しは鍛えられたと思います。自分の頭で考えることをしなければ、言われたことを何も考えずにやるだけになってしまいます。その意味では、当たり前ですが、考える力というのは、グローバルな環境でなくても重要なことと思います。
世界が広がることは楽しい
世界の共通言語である英語ができるに越したことはありません。うまい下手に関わらず、臆することなく、好奇心を持ってコミュニケーションをとってみることが大事だと思います。私は、自分の希望でグローバルな環境で仕事をさせてもらっています。なぜそうしているかというと、純粋に楽しいからです。もちろん、大変なことも多々あります。しかし、異なるバックグラウンド、異なる考え方を持った人たちとコミュニケーションを図り、協働していくと、新しい世界の扉を開けた感覚になることもあり、何とも言えない大きな刺激を受けます。これまでの自分の考えを覆されることさえありますが、自分自身をアップデートする貴重な良い機会ともなり得ます。
本ブログでご紹介した内容の詳細は、こちらよりお問い合わせください。
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