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オンラインで研修効果を最大化する新しい方法

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多くの企業がこれから年末にかけて、来年度の計画を策定し始める時期になります。今回は、現在提供されているオンラインでの研修に物足りなさを感じられている人材育成の企画者の方向けに、今までにない新しい人材育成の方法を紹介します。

 

COVID-19の影響で整った新しい人材育成環境
昨年からのCOVID-19の影響で、パソコンやスマートフォンなどのデジタルツールが多くの従業員に普及し、人材育成のパーソナライゼーションをするための土台が作られました。2019年春に私がシリコンバレーで体験してきた、VRとAIと人間が融合し疑似体験ができるサービスを昨年より日本でも提供を開始しました。COVID-19の影響もあり、この1年間でさまざまな改良もされました。

このサービスは、学習者の集中力を高めるために、より現実に近い状態を作り出し、アバターを相手にロールプレイを行い、フィードバックを受ける機会を提供します。人材育成業界に長年いる人たちが、アバターロールプレイを体験すると一様に「没入感が半端ない!」と驚いていました。研修の場で何度も対人とロールプレイをしてきた彼らが、今までにないほど集中してロールプレイを行い、自身の強み弱みのフィードバックを受けていました。
このようにアバターなどを使用した能力開発は、バーチャルイマーシブラーニング (仮想没入型学習) と呼ばれ、学習したことの定着が高まるという調査結果も出ています。

 

オンライン研修、e-Learningの課題
今まで行われてきた対面型やオンラインでの集合研修は絶対になくなりません。同僚と一緒に、経験を共有しながら、講師からのインプットやファシリテーションのもとで学習することのメリットは多くあり、それは今後も変わりません。しかし、人材育成のパーソナライゼーションが進むことで、今まで集合研修で解決できなかった、各個人のスキルレベルの違いや必要な能力の違い、学習方法の違いなどが解決できます。

対面での集合研修が多用されてきた人材育成の領域では、オンラインでの研修やe-Learningでの学習など、新たな研修・トレーニングの手法を模索する真っ只中にあります。人材育成で重要なのは、学習者が学習したことを練習・習得し、現場で活用し成果に結びつける仕組みづくりです。しかしながら、オンライン研修、e-Learningだけでは、十分な練習の機会やフィードバックをもらうことができず、学習したものを現場で活用することが今まで以上に学習者任せになってしまっています。アバターロールプレイは、その問題を解決します。オンライン研修やe-Learningで学習したことを、アバターを相手に活用し、習得し定着化させることができます。

 

アバターロールプレイ受講アンケート結果
この1年間でアバターロールプレイを使った研修を受講した学習者のアンケート結果を下記に紹介します。

■アバターと実際の人 (研修受講者同士や職場関係者) との比較
アバターロールプレイと実際の人 (研修受講者同士や職場関係者) と行うロールプレイを比較した結果、「安心感・集中しやすさ・試しやすさ」の3項目すべてにおいて、多くの体験者が効果を実感されていました。

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■アバターロールプレイをどのような人に勧めたいですか
 新任マネージャーに1on1の練習の場として
 新任管理職研修や、管理職研修の事後練習がしたい人
 相手の本音を引き出す練習がしたい人
 オンラインでコミュニケーションするのに苦手意識がある人

■なぜ、アバターとロールプレイをしたいと思いますか
 緊張や恥ずかしさもなく、自分の普段の癖が出て、客観的に自分を見ることができた
 新しいスキルを使ってみたいときに、気軽に試せる
 失敗を恐れず、場数を踏めるので
 実施後のフィードバックが的確で、学びが多かった

 

人材育成の未来がどのように変化していくか?
AMAの顧問をしていたピーター・ドラッカー教授が未来の変化を察知するには「すでに起こった未来」を現在に見つけることだ、と言われています。最近の例では、10年前には街で見ることのなかった電気自動車のテスラ、今では街を歩いていると1日1台は見るようになりました。これは今後の自動車業界で起きる「すでに起こった未来」の一つではないでしょうか。すでに各国政府が電動化に取り組んでいます。20年、30年後、世界中で販売される新車の電気自動車の割合は100%近くまで高まっているでしょう。5年前、まだ街中で月1回程度しかテスラを見ることがなかった時に、この将来起きるかもしれない変化を想像することができたかどうかが、この先の変化を作り出す、対応する、カギになるのだと思います。

この電気自動車の例のように、このアバターロールプレイを中心とするバーチャルイマーシブラーニング (仮想没入型学習) が、数年後に多くの社会人に活用され「すでに起こった未来」となるように、企画者、学習者、提供側、皆様にとって持続可能なサービスとしていけるように日々改善していきます。


アバターロールプレイの紹介資料
アバターロールプレイ活用例


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筆者紹介
加藤洋平(カトウ ヨウヘイ)
クインテグラル株式会社 取締役

クインテグラルの前身であるAMAの日本支社に2008年に参加し、組織開発、グローバル人材育成、次世代リーダー育成、などさまざまな学習理論に基づき幅広いソリューションを構築、提供している。人の可能性を最大限開花させるお手伝いをすることをミッションとし、日々の業務と継続的な学習をおこなう。

 


全プログラム オンライン対応

クインテグラルでは、豊富なプログラムを数多くご用意しております。ビジネス経験豊かな講師のもと、みなさまのビジネスを更に加速させるお手伝いをいたします。すべてオンラインでの対応も可能なため、環境に応じた実施方法をご選択いただけます。

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インタラクティブなコミュニケーションを実現するライブセミナーや、個人のペースで進められるオンデマンドトレーニング等、多彩なオンラインツールを組み合わせ、人材育成のニーズや課題に応じたデジタルラーニングサービスを提供しております。

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AMAは、1923年にニューヨークで設立されたマネジメント研修の分野で世界を代表する国際教育研修機関です。世界において10万人以上の個人クライ アントと約1万社もの法人クライアントから高い評価を受けています。 グローバルナレッジマネジメントセンターは、2012年2月より、AMA (American Management Association)のサービスを国内で唯一提供する会社として設立され、2017年10月、アジアへのAMAサービス展開 に合わせ、社名をクインテグラル株式会社に変更いたしました。


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