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クインテグラルのSDGsへの取り組み (1)

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身近になってきたSDGs
SDGsに関する話題を、身の回りでも聞くことが増えました。車の運転中に流すラジオでも頻繁にSDGsの特集を耳にします。よく行く近所のスーパーにも包装削減や直営の無農薬農場などの取り組みを説明したチラシが置かれています。通っているトレーニングジムのトレーナーも、シャツにSDGsのピンを付けています。「すべての人に健康と福祉をという目標に取り組んでいるのですよ」と照れ臭そうに話してくれました。

SDGsは、持続可能な開発目標で17の目標で構成されています。世界をより良いものに変えるための目標です。裏を返すと変えないと、このままいくとまずいということなのだと思います。例えば、目標の「13. 気候変動に具体的な対策を」ですが、温暖化が加速すると、南極やグリーンランドなどの氷河が溶けて海面が上昇し、海岸沿いの多くの都市が水没してしまいます。また、気温が上昇し、砂漠のような非常に暑い気候で多くの人々が生活をしなければいけなくなってしまうでしょう。

私にも2人子供がいますが、温暖化を食い止めないと、子供たちの子供たち (孫たち) が、非常に過酷な環境下での生活を余儀なくされることになります。そういう事態はやはり避けなければいけません。私が、今楽しく生活できれば良くて、そのシワ寄せは子供や孫になんとかしてもらえば、という考えはどう考えてもあまりにも自己中心的ですよね。

一個人としては、ペットボトルのごみを減らすために、できるだけマイボトルに水や麦茶を入れて持ち歩くようにしたり、家電も少し調子が悪いからと言ってすぐに買い替えたりはせず、修理してできるだけ長く使うよう心掛けたりしています。

企業としてのSDGs
個人としてだけではなく、企業としてもSDGsに取り組む必要があり、既に多くの企業がさまざまな取り組みを始めています。勿論、当社も例外ではないので、何等かの取り組みを行っていく予定です。

当社は大きな企業ではなく、社員数も少ないので、専任のチームや担当者を置くことは現実的ではありません。限られたリソースで本業を回しつつ、SDGsにも取り組む必要があるので、本業と関連付けていくのが理想的です。私達の会社は、人材育成、企業内研修提供を生業としているので、SDGsの「4. 質の高い教育をみんなに」という目標を既に体現していると言えなくもありません。ただ、社員から、元々やっていることがSDGsに合致するから、それをうまくラベリングして終わりみたいのは嫌だという声が挙がっています。

私が、当社の役員に就任したのは今年からですが、社員からはSDGsに取り組むべきという声が既に聞こえていました。私自身のSDGsに関する知識がまだ乏しいこともあり、まずは社内で会社としてどのような取り組みをしたら良いか、意見交換する場を設けることにしました。元々SDGsに対して意識の高い社員が多かったようで、既に多くの意見、提言が集まっています。

目標の「5. ジェンダー平等を実現しよう」については、既にダイバーシティ&インクルージョン、女性活躍推進関連のトレーニングプログラムを提供しています。この領域に関しては、ライセンス契約を締結している、米国のAmerican Management Association (98年の歴史を持つビジネス人材育成組織) が、Women's Leadership Centerという企業内の女性活躍を支援する組織を立ち上げており、ここともっと協業することで日本のお客様にもより貢献できるのではないかとの意見も挙がっています。

目標の「8. 働きがいも経済成長も」という部分は、社員が働きがいを感じられるような工夫が必要でしょうし、当社自体も、当たり前ですが、持続可能な開発目標に取り組み続けるためには、継続的に組織として成長し続ける必要があります。

当社としてどのようにSDGsに取り組むかは、社内での議論を重ねた上で、年内には改めて公開し、進捗についても定期的に発信していく予定です。

本ブログでご紹介した内容の詳細は、以下までお問い合わせください。
お問い合わせ:https://www.quintegral.co.jp/contact/

 

筆者紹介

未来への道標 A guide to future

大谷 有三(オオタニ ユウゾウ)
クインテグラル株式会社 取締役

2009年、IT・ビジネス分野の人材育成を専業とするグローバルナレッジネットワーク社(現 トレノケート)に営業として入社。日本及びアジア地域の営業、事業開発にかかわる。
2021年、トレノケートグループのクインテグラル株式会社 取締役就任。日本及びアジア地域の事業統括、開発に幅広く取り組んでいる。

 


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AMAは、1923年にニューヨークで設立されたマネジメント研修の分野で世界を代表する国際教育研修機関です。世界において10万人以上の個人クライ アントと約1万社もの法人クライアントから高い評価を受けています。 グローバルナレッジマネジメントセンターは、2012年2月より、AMA (American Management Association)のサービスを国内で唯一提供する会社として設立され、2017年10月、アジアへのAMAサービス展開 に合わせ、社名をクインテグラル株式会社に変更いたしました。


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